2020年12月31日でAdobe Flash Playerのサポートは終了となりました。
備忘録として記事を残しておきます。
これまで様々なサイトで使われてきたAdobe Flashが2020年にサポート終了となります。
今までFlashを使っていたサイトは徐々にHTML5へシフトしていますが、一部のWebサイトではまだ対応していないという現状です。
僕は普段Flashが使用されているサイトをChromeから見ると、Flashが使用されている部分がこのように表示されるのですが
先日見たサイトでは上記のような表示は現れず、いきなり下記のようなswfファイルのダウンロードが始まりました。
以前は同じサイトにアクセスしてもこのようなダウンロードはなかったので調べてみたところ、
Chromeの仕様変更による影響とわかりました。
そこで、この記事では
ChromeでFlashサイトを見るとswfファイルがダウンロードされる
という方を対象に
『Chromeでswfファイルがダウンロードされる時の対処法』
についてお伝えします。
Chromeでswfファイルがダウンロードされる時の対処法
結論から先に言います。
ChromeでFlashサイトを見た時にswfファイルがダウンロードされる場合、
Chromeでできる対処法はありません。
厳密に言うと昔はできていたようですが、
あるバージョンからできなくなったようなので現時点(2019/5/20)でできることがありませんorz
そのため、Chrome以外の方法で対処する必要があり、その方法を書いていきます。
Internet ExplorerやFirefox等Chrome以外のブラウザを使う
Internet ExplorerやFirefoxなど他のブラウザはFlashに対する制限が割と緩めなようなので、
Chromeではダウンロードされるswfファイルも実行できます。
動画再生ソフトを使う
swfファイルに対応した動画再生ソフトを使用することで、swfファイルを再生することができます。
動画再生ソフトにはMedia Player Classicなどがあります。
どちらの方法がいい?
最終的には好みですが、大まかな使い分けとして以下のとおりです。
[ブラウザ派]
・IEやFirefoxなどのブラウザが既にインストールされている
・ブラウザの方が安心できる
・swfファイルは中身を確認する程度
[動画再生ソフト]
・swfファイルを何本も再生する
・swfファイル再生中に操作をしたい
・2020年以降もswfファイルを再生したい
現時点(2019/5/20)ではブラウザで再生できますが、
2020年にサポートが終了した場合は他のブラウザもChromeのように再生ができなくなる可能性があります。
ブラウザの場合、インターネットに接続するという性質上、脆弱性には対応しないといけませんからね。
この先、swfファイルをどう扱っていくかで決めるのが良いと思います。
まとめ
この記事では
『Chromeでswfファイルがダウンロードされる時の対処法』
を説明しました。
どんどんFlash対応のサイトやブラウザがなくなってきており、
Flash全盛期を生きてきた世代としては寂しさを感じるところもあります。
しかし、これも技術革新による移り変わりで仕方がないことなので、
今ある対処法で最後までFlashにお世話になりましょう!
でゎ!
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