Apple Watchの購入を検討されていて
・Apple Watchの『3』、『SE』、『6』は何が違うの?
・どのApple Watchを買うべきなの?
と疑問に思う方も多いと思います。
そこで、この記事では
Apple Watch 『3』を2年間使って、現在はApple Watch 『5』を使っている
僕が
『Apple Watch『3』、『SE』、『6』の違い、どれを買うべきか』
について詳しく解説していきます。
これまで使ってきた経験から
- 性能面から具体的な使い勝手まで様々な角度で
- 目的や人によってどちらを買うのがオススメなのか
を解説していくので、ぜひご参考に!!
Apple Watchのオススメ記事はこちら!
基本情報(サイズ、価格、特長)
下記表はApple Watch『3』、『SE』、『6』の各サイズと価格です。
Apple Watch Series 3 | Apple Watch SE | Apple Watch Series 6 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
38mm | 42mm | 40mm | 44mm | 40mm | 44mm | |
縦 | 38.6mm | 42.5mm | 40mm | 44mm | 40mm | 44mm |
横 | 33.3mm | 36.4mm | 34mm | 38mm | 34mm | 38mm |
厚さ | 11.4mm | 11.4mm | 10.7mm | 10.7mm | 10.7mm | 10.7mm |
重量 | 26.7g | 32.3g | 30.49g〜 | 36.2g〜 | 30.5g〜 | 36.5g〜 |
価格 | 19,800円(税別) | 22,800円(税別) | 29,800円(税別)〜 | 32,800円(税別)〜 | 42,800円(税別)〜 | 45,800円(税別)〜 |
下記表はApple Watch『3』、『SE』、『6』の特長です。
Apple Watch Series 3 | Apple Watch SE | Apple Watch Series 6 | ||
---|---|---|---|---|
カラーバリエーション | アルミニウム | シルバー、スペースグレイ | シルバー、スペースグレイ・ゴールド | シルバー、スペースグレイ、ゴールド、ブルー、(PRODUCT)RED |
ステンレススチール ※GPS + Cellularモデルのみ | - | - | シルバー、グラファイト(DLC)、ゴールド(PVD) | |
チタニウム ※GPS + Cellularモデルのみ | - | - | チタニウム、スペースブラック | |
GPS | GPS/GNSS | GPS/GNSS | GPS/GNSS | |
プロセッサ | S3 (デュアルコアプロセッサ) | S5 (64bitデュアルコアプロセッサ) | S6 (64bitデュアルコアプロセッサ) | |
ワイヤレスチップ | W2 Appleワイヤレスチップ | W3 Appleワイヤレスチップ | W3 Appleワイヤレスチップ | |
U1チップ(超広帯域) | - | - | ○ | |
ディスプレイ | 感圧タッチ対応OLED Retinaディスプレイ | 感圧タッチ対応OLED Retinaディスプレイ | 感圧タッチ対応LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ | |
表示領域(ピクセル) | 38mm/40mm | 272 x 340 | 324 x 394 | 324 x 394 |
42mm/44mm | 312 x 390 | 368 x 448 | 368 x 448 | |
転倒検出 | x | ○ | ○ | |
海外における緊急通報 | x | ○ | ○ | |
内蔵コンパス | x | ○ (第2世代) | ○ (第2世代) | |
電気心拍センサー | x | x | ○ | |
環境光センサー | ○ | ○ | ○ | |
ApplePay | ○ | ○ | ○ | |
Digital Crown | Digital Crown | 触覚的な反応を返すDigital Crown | 触覚的な反応を返すDigital Crown | |
スピーカー/マイク | ○ | ○ | ○ | |
気圧高度計 | ○ | ○ | ○ | |
光学式心拍センサー | ○ (第1世代) | ○ (第2世代) | ○ (第3世代) | |
加速度センサー | ○ (最大16G) | ○ (最大32G、転倒検出対応) | ○ (最大32G、転倒検出対応) | |
ジャイロスコープ | ○ | ○ | ○ | |
容量 | 8GB | 32GB | 32GB | |
素材 | アルミニウム | Ion-Xガラス(強化ガラス) | Ion-Xガラス(強化ガラス) | Ion-Xガラス(強化ガラス) |
ステンレススチール/チタニウム | - | - | サファイアクリスタル | |
裏蓋 | 複合材裏蓋 | サファイアクリスタルとセラミック裏蓋 | サファイアクリスタルとセラミック裏蓋 | |
Wi-Fi | Wi-Fi (802.11b/g/n 2.4GHz) | Wi-Fi (802.11b/g/n 2.4GHz) | Wi-Fi (802.11b/g/n 2.4GHz,5GHz) | |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 | |
バッテリー | 最大18時間駆動 | 最大18時間駆動 | 最大18時間駆動 | |
耐水性能 | 50メートルの耐水性能 | 50メートルの耐水性能 | 50メートルの耐水性能 |
サイズをどちらにするか悩んでいる方はこちらもご覧ください!
具体例(使い勝手など)
ここでは、Apple Watch 『3』と『5』を使った経験に基づいて具体例を書いていきます。
- ・反応/処理速度が違う
-
Apple Watch 『3』、『SE』、『6』ではプロセッサの性能が違うので反応/処理速度が変わっていきます。
・Apple Watch Series 3
→ S3 SiP (デュアルコアプロセッサ)
・Apple Watch Series 5, SE
→ S5 SiP (64ビットデュアルコアプロセッサ)
・Apple Watch Series 6
→ S6 SiP (64ビットデュアルコアプロセッサ)実際に『3』から『5』(SEと同じプロセッサ)に乗り換えて操作をしてみると、
- タップした時の反応
- 画面のスライド
- アプリケーションの起動・動作
- Siriの反応・動作
等の速度は『5』の方が速いと感じました。
公式情報では、S5 はS3と比べて最大2倍速いプロセッサとなっているので、体感できる性能上昇ですね。
一方で、S6はS5と比べて最大20%速いプロセッサとなっているので、体感できるかは少し微妙ですね。
- ・表示領域が違う
-
Apple Watch 『3』【38mm】、Apple Watch 『SE』,『6』【40mm】の場合『2mm』の差がありますが、
これは画面内の表示領域(情報の多さ)に関わってきます。
公式情報ではApple Watch 『SE』,『6』の表示領域は30%以上大きくなっています。
下記画像は、Apple Watchの『モジュラー』という様々な情報を表示できる文字盤です。
Apple Watch 『4』以降は表示できる領域が広くなったので
左の『3』と右の『5』では表示できる情報量が異なります。
『5』の方がより詳細な情報まで表示できるのでわかりやすいですよね。
- ・常時表示が違う
-
Apple Watch 『3』,『SE』は、使用してない時などは画面表示がオフになって消費電力を抑えます。
Apple Watch 『6』は、画面表示の消費電力周りが改善されて常時画面表示ができます。
「そんなに変わらないんじゃないの?」と思う方もいるかも知れませんが、
わざわざ画面をタップしたり、腕時計を見るポーズをとらなくても画面を確認できるのは
想像上に便利だと感じています。
- ・装着した時の感覚が違う
-
Apple Watch 『3』と『SE』,『6』は一見同じように見えますが、
上の表にもあるように重さや画面の厚さが若干異なっています。
『SE』,『6』の方がサイズが2mm大きくなり、厚さが0.7mm薄くなったので
より腕にフィットしていてスマートウォッチ感が増した感じです。
どれを買うのがオススメ?
上記で紹介した基本情報と具体例から、どのApple Watchを買うべきかを解説していきます。
Apple Watch 『3』を買うのがオススメな人
- ・初めてApple Watchを買う人
-
Apple Watchは毎日装着していることで真価を発揮する、かつ結構人を選ぶものだと思うので
スマートウォッチが初めての人やデジタル機器にあまり慣れてない人はApple Watch 『3』がオススメです!
- ・コストを抑えて買いたい人
-
上の比較表より
『3』と『SE』では、価格差が10,000円(+税)、
『3』と『6』では、価格差が23,000円(+税)あります。
Apple Watchを使いたいけどそこまでは出せない!という人はApple Watch 『3』がオススメです!
- ・Apple Watchを試しに使ってみたい人
-
とにかく使ってみたい!という人やかっこいいから使ってみたい!という人には
エントリーモデルとして手頃なApple Watch 『3』がオススメです!
お求めやすい価格になりました!
お求めやすい価格になりました!
Apple Watch 『3』にしたけど、使ってみたらやっぱり『SE』,『6』にしたい!という方は
Apple公式サイトの『下取りプログラム』やヨドバシなど家電量販店の『買取サービス』があるのでご覧ください。
Apple Watch 『SE』を買うのがオススメな人
- ・『3』よりは高性能を使いたいけど、『6』までは手が出させない人
-
Apple Watch 『SE』は『6』の廉価版であり、『3』と『6』の中間に位置するモデルです。
『3』は2017年発売なので性能的に気になる方も多いと思います。
一方で、『6』は高性能なだけに中々手が出しにくい価格となっています。
処理速度はある程度速くて、価格を抑えたい!という人にはApple Watch 『SE』がオススメです!
プロセッサの性能差は上の表より
・『SE』の方が『3』よりも処理速度が速い(最大2倍速いプロセッサ)
・『6』の方が『SE』よりもを処理速度が速い(最大20%速いプロセッサ)
価格差は上の比較表より
・『3』と『SE』では10,000円(+税)
・『SE』と『6』では13,000円(+税)
コスパがいいモデルです!
コスパがいいモデルです!
Apple Watch 『6』を買うのがオススメな人
- ・最新機種を使いたい方
-
やはりデジタル機器は最新のものでないと!!という人にはApple Watch 『6』がオススメです!
- ・より早いレスポンス/処理速度を求める人
-
Apple Watch 『3』,『SE』は特段レスポンスが遅いというわけではありませんが、
レスポンスや処理速度はより速いほうがいい!!という人にはApple Watch 『6』がオススメです!
- ・画面の情報量が多い方がいい人
-
上で説明したとおりApple Watch 『6』の方が『3』よりも一画面の情報量を多くすることができるので
一画面の情報量を重視する人にはApple Watch 『6』がオススメです!
- ・お金に余裕がある人
-
Apple Watch 『6』は上記で説明したとおり『3』、『SE』よりスペックや機能が上なので
お金に余裕がある人はApple Watch 『6』がオススメです!
- ・Apple Watch 『6』にしかない機能/性能/色を求める人
-
Apple Watch 『6』にしない機能/性能/色を求める人はApple Watch 『6』がオススメです!
『3』,『SE』との差は以下があります。
- 機能:常時表示、血中酸素ウェルネスセンサーなど
- 性能:S6プロセッサ(S5より最大20%速い)、電気心拍センサーなど
- 色:ブルー、(PRODUCT)RED等
- ・今後ECG(心電図)機能を使いたい人
-
Apple Watchには『4』からECG(心電図)という電気心拍センサーが搭載されています。
これによりApple Watchから心電図をとれるようになるのですが
日本では医療機器としての認可が必要な機能のため2020年12月現在は使うことができません。
しかし!
つい先日日本でもこの機能が使える可能性が出てきたとの情報がありました!
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2006/06/news022.html
今後を見据えてECG(心電図)機能を使ってみたい方はApple Watch 『6』を買うのがオススメです!
この機能は度々心臓の疾患から命を救ったという記事が出るのであると安心ですよね。
https://japanese.engadget.com/jp-2020-02-17-apple-watch-13.html
性能強化&カラーバリエーションにブルー、REDが追加!
性能強化&カラーバリエーションにブルー、REDが追加!
まとめ
この記事では
・Apple Watchの『3』、『SE』、『6』は何が違うの?
・Apple Watchの『3』、『SE』、『6』はどちらを買うべきなの?
という方を対象に
『Apple Watch 『3』、『SE』、『6』の違い、どちらを買うべきか』
を、Apple Watch 『3』を経て『5』をつけている僕の経験を基に解説しました。
値段が結構違ってくるので、この記事を参考にしてもらえると嬉しいです!
でゎ!
Apple Watchのオススメ記事はこちら!
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